岡本呻也著 文藝春秋刊 

解題 『ネット起業!』 田中裕士vs.岡本呻也


ネットバカ

 初めて本を書きました。

 ビジネス雑誌編集者としては、人後に落ちぬ経験有りといささか自負もある私ですが、自分の名前で出る本を書くのは初めてのことです。しかも不慣れなノンフィクション。しかも不案内なネット業界。ネットベンチャーを取り上げた本格的ノンフィクションというのは、これまた初の試みでしょう。はたしてどうなることやらと、どきどきしております。

 この本のテーマは、
「IT革命の本質とは何か」
「ITは日本人の考え方をどのように変えていくのか」
 その方向性を、10年もの間ベンチャーとしての挑戦を続けて、手痛い失敗を繰り返しつつ、最後には大きな成功を掴む、私と同世代の主人公たちの発想や行動を通して指し示すという、かなり大胆なものです。彼らはネットワークを駆使し、非常にうまく価値を生み出す「場」を創出することで勝つのですが、これは別に目新しいことではありません。過去の経済人でも、無から有をつくり出した人たちはたいていこの道を通ってきたことと思います。ただ、ITの普及は、そうした日本社会の中ではややもすると押し込められていた考え方を、逆にドライブをかけて多くの人に押し広げていくと思うのです。ネットベンチャーの軌跡を追うことは、この法則をわかりやすく可視的にすることに繋がります。彼らは「IT革命」を先取りする者であり、今後多くの若者たちが、この本の主人公たちの後に続くはずです。
 前書きの17ページに、私の認識をまとめて書いています。できましたら、この部分と、あとがきだけでもご高覧いただけましたら幸いです。

 より多くの人が、ITの後押しを受けて考え方を前向きに変え、社会参加意識を変えていくことができれば、日本は「失われた10年」から脱することができるのではないかというほのかな希望を持っています。
 拙著が、そうした意識変革の一助となればと祈らずにはおられません。
 ぜひともご高配を賜れますれば幸甚至極に存じます。よろしくお願い申し上げます。

●IT革命の本質とは何か


●人々の意識変化を先取りしたネットベンチャー


●旧体制に見切りをつけ、新しい価値を創る


●人は如何にして「社会性」を獲得するか


●面白い仕事、進歩する仕事、勝てる仕事


●「価値」は混沌の中から生まれてくる


●その他、泣き言


●川の流れのように

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