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12-13イタリア旅行 12/31 ペルージャ 

ペルージャ

 ホテルの朝食を食べてチェックアウト。車のフロントガラスにびっしり霜が降りている。
 飯坂さんの運転で昨日のタクシーの運転手がたどった道のイメージでペルージャの旧市街に登っていく。
 ペルージャはウンブリア州の州都である。本当はウルビーノに行きたかったのだが、昨日一日でウルビーノまで行くのは無理だと判断し、この町に宿をとることにした。そのついでに観光していこうというのである。

 坂道を上りながらカーナビアプリを必死で見て、何度も迷いながら旧市街の中心部にたどり着く。どうやら昨日行った広場が町の中心であることがわかる。
 その周囲で駐車場を探すのだが、どこも満車でとめることができない。しかも旧市街は道は狭く、一方通行なのでどこにどう行けばよいのかさっぱり分からない。そうこうするうち歩行者天国になっている広場に迷い込んでしまう。どうすれば広場から脱出できるのかすら分からない。一方通行の看板を見つけて、それを目印に進んでやっと脱出する。できの悪いロールプレイングゲームのダンジョンのようなものだ。

 地図とカーナビアプリと睨めっこしながら駐車場を探すが、一方通行の石畳の道はますます狭く、「この先は崖になっていて行けないだろう」と思ってUターンすると他の車はどんどんその先に進んでいるので恐る恐る進んでみると、とんでもないこう配の細道になっていたりする。
 かと思うと、「こんな細いところ車で通れないよ」と思うような石造りの家の間の道を通らされたり、この角度では車は曲がれないだろうと思うような道が連続し切り返しながら通過する。
 そういう石造りの町の開けた広場に20台程度が駐車できるような小さな駐車場があって、行ってみるとたいがい満車である。
 飯坂さんが苦労しながら運転して、やっと1台駐車スペースを発見。車を駐めたのだが、駐車場にある機械の使い方が、イタリア語でしか表示されていないのでさっぱりわからない。いろいろいじってみて、日本のパーキングメーターと同じ構造であることを飯坂さんが解読し、駐車料金を払う。

 そこからさっきの町の中心の広場に行こうとするのだが、方向がさっぱりわからない。地図と通りの名前を照合して、見当をつけて細道を歩いていく。ものすごい上り坂に辟易する。
ドゥオモの広場に面した側面ドゥオモの広場に面した側面 坂を登りきると町の中心の広場に出た。ドゥオモと市役所(プリオーリ宮殿)に囲まれた、美しい噴水がある11月4日広場である。何と昨日行ったダ・チェッサリーノはこの広場に面しており、大聖堂のすぐ隣にある店であることが分かった。
 広場にある美しい噴水はピサーノが親子で作ったもので、見ごたえがある。今日もまた、午前中なのにすでに広場は観光客でごった返している。しかし日本人の姿はひとりも見かけない。

 広場からドゥオモに入ってみる。このような横長の構造の大聖堂は見たことがない。首をひねっていたのだが、よく考えてみると広場からの入り口は聖堂の側面にあたり、正面は広場に入ってくる道に面しているのだ。正面に出てみるとファサードはない。こちらの面をあきらめて、広場に面した側面の方を一生懸命飾っているのである。しかし大理石による腰張りしかできていない。側面の上部はレンガむき出しのままである。ドゥオモは町の守護聖人サン・ロレンツォをまつっており、各礼拝堂はなかなか立派なものだ。

プリオーリ宮殿プリオーリ宮殿 噴水をはさんでその真向かいにゴシックのプリオーリ宮殿(市役所)がたっている。
 他のめぼしい見物としては国立ウンブリア美術館があるはずなのだが、どこにあるのだろう。地図で調べるがどうやらこの市役所の建物の中にあるようだ。入り口を探すがわからない。
 やっとそれらしい入り口を見つけて入ってみると、やっていないようだ。今日は月曜日なのであった。
 美術館を見ることができないとなると、ここでこの町の見物はおしまいである。しかしながら昨日のリストランテがあれだけうまくて安かったことを考えると、この町はかなり暮らしやすい街なのではないだろうか。
 ちょっと「いいな」と思いつつ飯坂さんの運転で丘を降り、高速道路に乗ってアッシジを目指す。



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これはあくまでも個人的な備忘のための旅行記であり、ここに書かれている情報を利用したためにどのような不都合があったとしても、当方は一切関知しませんので悪しからず。