HOME > 運営者人事考課 > 12-13イタリア旅行 > 12-13イタリア旅行 12/29 レンタカーでフィレンツェ~エンポリ

12/29 フィレンツェ~エンポリ

ユーロスター

 正午の電車なので午前中ゆっくりして、さあ出かけようと思ったら、なぜか財布の皮がよくなっている。不思議だなあと思って中のカードの名前を見てみると、なんと川村さんの財布である。
電話したらご在宅で、ホテルまで取りに来ていただく。
 川村さんが自宅のテーブルに置いた財布を、よく似ているので、私が帰る間際にコートに入れて持ってきてしまったらしい。

 ホテルのロビーで改めてお別れを言って、ナポリ行きのユーロスターに乗り込む。この車両は去年のイタリア統一50年を祝う飾りが外装に施されている。
 ぼーっとしていると、2時間で列車はフィレンツェに到着。ここの駅の中のバールで、今朝ローマからフィレンツェに到着している飯坂さんと待ち合わせている。席に座ってカプチーノを飲んでいるのだが、いつまでたっても飯坂さんは現れない。
 おかしいなと思って駅の中をうろついてみると、なんと新しいカフェが駅の中にできている。こっちの方がでかい。私は古いほうのバールしか知らなかったのでまっすぐここに入ってしまったが、知らない人なら新しい方に行くのが当然だ。店内を探したが飯坂さんの姿はない。
 公衆電話から飯坂さんの携帯に電話をするが応答もない。
 電話のところで困っていると、後ろから飯坂さんに肩をたたかれた。助かった。

 そこから2人でトランクを転がして、1時間遅れでフィレンツェの駅前のAVISの事務所に行く。国際免許証を提示して、予約していたレンタカーを借りる手続きをする。
 車庫にまわって、係りのおばさんから車の説明を受ける。日産のオートマチックのリッターカーである。ヨーロッパの街は小さい方が走りやすいはずだ。
 飯坂さんに運転を頼み、フィレンツェの街から抜け出すナビゲーションをする。なんとか高速道路に乗ってエンポリへ。レンタカー会社のカーナビを借りたがほとんど使えず、飯坂さんが購入したiphone使用のカーナビゲーションアプリのほうが圧倒的に使えることが判明した。

笹田さんちの教会笹田さんちの教会。神父がカギを持っている。 エンポリで高速を降りてブドウ畑の中をカーナビアプリの言う通り走って、笹田さんのお宅に到着した。
 なんとエンポリFCの練習場の隣である。笹田さんによると、「こんなにケガしてて大丈夫なの」と思うくらい、しょっちゅう救急車を呼んでいるらしい。
 笹田さんはハリウッドで成功した映画人で、今まで14カ国に住んだことがあるが、トスカーナの今の家が気にいって、やっとずっと住めるところを見つけたと喜んでいるようだ。

この家は500年前、ダビンチの時代の小さな教会が出発点で、今でもこの教会は使われている。そのそばに400年前に立った建物を笹田さんはスイス人とシェアしている。その建物の半分は敷地内でとれるブドウから造ったワインの貯蔵庫になっている。別にワインの醸造施設の建物もある。

 馬3頭、キャンピングカー、ヘリコプター2機を所有。広大な敷地内にモトクロス場を作ってバイクで走り回っているらしい。その他プライベートゲレンデもあってスキーが楽しめるとか。トスカーナの田園の中の暮らしを楽しんでいる人だ。


 午後5時ごろ着いたのだが、ちょうど夕暮れ時で素晴らしいトスカーナの夕景を楽しませていただいた。スイス人にもあいさつ。

笹田さんちのヘリ笹田さんちのヘリ

 どうやらハリウッドは自由な気風を失いつつあり、嫌気がさした映画人たちがイタリア、特にトスカーナ周辺に移住を進めているようだ。マルタ島でブラッド・ピットが出た「トロイ」のロケを行ったこともきっかけとなり、映画人のヨーロッパ流入が続いている。その中心になっているのがジョニー・ディップやトム・クルーズなどのスターで、観客を呼べるスターが移住していることで、金を出すプロデューサーなども徐々にイタリアシフトを進めているらしい。

 飯坂さんを含めた5人で近所のトラットリアに行くが、総額80ユーロと激安だった。午前3時半ごろまでおもしろおかしく語りあった。
 トスカーナというのはエトルリア人の地であり、ここのところ地元の人たちにもエトルリアの独自意識が強く出てきているように思う。そういう博物館なんかもできたと聞くし、盛り上がっているのかな。


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これはあくまでも個人的な備忘のための旅行記であり、ここに書かれている情報を利用したためにどのような不都合があったとしても、当方は一切関知しませんので悪しからず。