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12/26 トリノ リソルジメント博物館 エジプト博物館

リソルジメント博物館

 そこからアーケードを歩いて町の中心にとって返す。この町にはジェラート屋はないようだ。もっと南に行かないとないのかな。
リソルジメント博物館リソルジメント博物館 広場にスケート場ができていて、みんなリンクの上をくるくる回っている。その正面のバロック風の立派な建物(カリニャーノ宮殿)を見てみると、垂れ幕が下がっていて、「新開館の国立リソルジメント博物館」と書いてある。こんなものがあるとは知らなかった。早速イヤホンガイドを借りて入ってみる。
 壮麗な階段を上ると、エントランスの部屋にトリノの古い街を描いた巨大な壁画があり、その次の部屋からはイタリア国家統一運動について、ナポレオンによるイタリア支配の時代から時系列的に、詳細な資料が展示してある。これは便利だ。
また統一運動の重要な局面についての映像解説も充実していて、入館者が食い入るように見ていた。英字幕付きなので何を言っているのかなんとなく分かる。
 統一運動の各時期の指導者の肖像や、印刷物、風刺画、旗、新聞、軍服や軍装、指導者の書斎の復元など、見ているとリソルジメントの流れがよくつかめる。

統一イタリア国家の議会統一イタリア国家の議会 そして展示の中ほどに、1861年初めて統一イタリア国家の議会が開かれた議事堂(1848年からサルデーニャ王国議会)の実物を見ることができる。この建物はそもそも国会なのである。議事堂はちょうど名古屋の市議会議場と同じで円形だ。その隣の部屋では、当時の議会の様子を役者が再現してみせている映像を流していて、何を言っているのかわからないがこれもおもしろい。
 イタリア南部を統一したサルデーニャ王国の指導者は、ナポリ以南の文化水準の低さ(識字率20%以下)に愕然とするわけだが、「国民が字が読めないと国家統一を維持し続けることができない」ということで、必死で識字率を上げようとアルファベットを教えるために作ったポスターまで展示してある。相当におもしろい。
必死で南部の識字率を上げようとしていた。必死で南部の識字率を上げようとしていた。
 ローマやミラノにもリソルジメント博物館があるようだが、そこもこんなに充実しているのだろうか。そのうち行って見たい。

リソルジメント博物館を出て裏手に歩き、エジプト考古学博物館に入る。実はサルデーニャ王国はヨーロッパ最大のエジプトコレクションを持っていて、シャンポリオンはここで研究をしていた。膨大な数のミイラや棺、彫像、パピルスに記された死者の書、スフィンクスを見る。この博物館は家族連れで大変なにぎわいだ。ここの民度はかなり高そうだ。
エジプト考古学博物館
エジプト考古学博物館

 これでまあ大概の観光は終わったのだがポー川を見ないと気が済まないので、歩いて川岸に行ってみる。相変わらずガスがかかっていて、すでに日の暮れた川面はよく見えない。
 川岸の広場に、インフォメーションで教えてもらったうまいリストランテが2軒あるので、どちらかで食事をしようと行ってみると、1軒目は7時半オープンということで時間が合わない。2軒目のトラットリアに入る。

 赤ワインのリゾットを頼み、「ちょっと塩気が強い」と言うとチャコールステーキは塩味を少し抜いて持ってきた。肉のうまみがよくわかって結構なことだった。2007年のバローロ(45ユーロ)で食べる。最高にうまい。「今年はいい年だったなあ」という気になる。グラッパも頼み、チョコレート+ビスケットのドルチェも頼む。なかなかレベルの高い店だった
 帰る前にトイレに行って、イタリア人と2人で洗面所に閉じ込められ、携帯で外部に助けを呼ぶというアクシデントもあって笑った。
 タクシーを呼んでもらい、駅まで行って、20:53の電車でミラノに帰る。ミラノ=トリノ間の電車賃は早期割引で往復9ユーロ。トラットリアから駅までのタクシー代の方が高い。


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これはあくまでも個人的な備忘のための旅行記であり、ここに書かれている情報を利用したためにどのような不都合があったとしても、当方は一切関知しませんので悪しからず。