3月27日 ウイーン



美術史美術館 ホテルの飯は意外にいい。9時30分、駅に行って聞くとミュンヘン行きの今日の特急は午後8時にしかないという。時間がたっぷりあるので、まず美術史美術館に行く。
 階段ホールの天井近くに描かれているクリムトの絵を見ながら階段を登って行く。登り切ったところに、この建物を作ったゼンパーの胸像を発見する。
 2階に上がって貨幣コレクションをのぞいてみる。紀元前6世紀、7世紀のコインがある。ローマ帝国のコインは少ない。
 おなじみのブリューゲルの「雪中の狩人」がないのにはがっかりした。それ以外のブリューゲルの作品をじっくり見る。大きな絵の中で大勢の人々がうごめいているが、大小、陰影がつけられているため、順を追って見ていくことができる。

美術史美術館美術史美術館 デューラーの復活図、殉教図を見る。ルーベンスの巨大な絵の中の天使を探して遊ぶ。ジョルジョーネの展観をやっていると思ったら、その中にデューラーやティツィアーノも比較のため展示してある。
 1階のエジプト美術を見て、反対側に入ってみると、工芸コレクションは取り払われていた。代わりに16世紀初めからの風景画についての一大展示になっている。人々が宗教画の呪縛から抜けて、自然をテーマとした絵を描くようになるまでの風景画の流れを知るには、素晴らしい展示だろう。「雪中の狩人」はここに展示されていた。

カールス教会カールス教会 14時40分、時間があるのでザッハーにでも行こうと思ったが、満員で到底入れそうにもない。とぼとぼ歩いてカールス教会へ行く。有名なバロック教会である。以前は自由に出入りできたように思うが、なんと入るだけで4ユーロも取るようになっていたのには驚いた。今回の旅で教会に入るだけで金を取ったのは、ここだけである。おまけに天井画は修復中で7割方見られない。楕円形のドームが非常に特徴的な建物だ。柱は色大理石である。あほらしいので堂内を一回りして、向かいの楽友協会に向かう。

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これはあくまでも個人的な備忘のための旅行記であり、ここに書かれている情報を利用したためにどのような不都合があったとしても、当方は一切関知しませんので悪しからず。