3月24日 ドレスデン2





ドイツの車体広告は大胆だ。ドイツの車体広告は大胆だ。 トリムに乗って、この町に住んでいたという有名な児童文学者のケストナー博物館に行くが、ドイツ語が分からないと意味なさそうなので入るのはよす。聖十字架教会近くのカフェでコーヒーを飲んで時間をつぶす。

 いったん中央駅に戻って、また聖十字架教会へ。ザクセンはルター派の本拠地である。教会では17時からパイプオルガンの演奏があるという。行ってみると、ドイツ語の本を1冊渡されて小部屋に通される。本の扉にルターの言葉がある。5時ちょうどになって教会の鐘がガンガン鳴ると、パイプオルガンの重厚な響きが堂内を満たす。楽器としての聖堂の素晴らしい機能を知る。カルビンは音楽を禁じたが、ルターは音楽を宗教に必要なものとした。そのためカンタータや宗教音楽がドイツで発達し、これがバッハにつながっていく。このオルガンはそのバッハの曲らしい。小部屋に通されているのは12人。教会の人が聖書の一節を読むと、みんなその後に続けて唱和する。一節が終わるとすぐにオルガンの演奏が始まる。どうやって演奏者に連絡しているのか不思議だ。ものすごい残響である。目の前にいる教会の人は何か説教を垂れているようだ。さっぱり理解できないのでありがたい。
 説教がアーメンで終わったら、また唱和が始まる。みんな長い祈りの言葉を暗記しているのには驚いた。

ドレスデン 教会の人は英語ができるので、ルターが本の前文につけているのは何かと聞くと、「これは新しい歌である、このような方法で神はわれわれを救う」という文句なのだそうだ。これは賛美歌集なのだろう。
 異教徒の私だが、24年前にこの教会の合唱団の来日公演を聞いたことがある。モーツァルトのレクイエムと、アヴェ・ヴェルム・コルプスだった。そう、教会の人に言うと、驚いていた。さらに明日アイゼナハに移動して、ルターの部屋を見に行くというとさらに驚いていた。

 フラウエン教会の近くのレストランに入る。ポテトスープと、ワインで煮込んだ牛を頼み、ビールと赤ワインを試す。甘く煮たザワークラウトがうまい。トリムでホテルへ戻る。

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これはあくまでも個人的な備忘のための旅行記であり、ここに書かれている情報を利用したためにどのような不都合があったとしても、当方は一切関知しませんので悪しからず。