3月14日 ローマ




 8時、ホテルを出て、テルミニ駅の北側にある、カエサルが壊させた古い城壁を見ながら歩いて、駅前の広場の反対側にあるローマ国立博物館へ。古代ローマ以前の考古学的な発掘物が置いてある。ディオクレティアヌス帝の浴場跡を利用したものである。

ローマ国立博物館 マッシモ宮(リヴィアの家の壁画)ローマ国立博物館 マッシモ宮(リヴィアの家の壁画) そこから今度は、広場の南側に回って、マッシモ宮へ行く。ここも国立博物館だ。まず3階に上がって、パラティーノの丘にある、アウグストゥスの妻リヴィアの家から発見された、フレスコ画を見る。紀元10年-20年に描かれたものであるが、鮮やかな色彩で庭先の自然や生き物の姿を生き生きと表現している。3階だけは、ガイドがついて説明をしてくれる。

 このフレスコ画を見た後、ファルネジーナ荘という、紀元20年から30年くらいに作られたローマの邸宅の壁画を見る。今世紀に、ティベレ川の護岸工事をしてる時に発見されたものだそうだが、寝室の大壁画の色はポンペイで使われているものと全く同じなのだそうだ。その他、紀元1世紀-5世紀のローマの邸宅のモザイクがいっぱい展示してある。初期のものは非常に写実的で手の込んだ表現なのだが、それが時代を経れば経るほど写実性のない、象徴的で表情の乏しいものになっていくのがよく分かる。

 そこから2階に下りると、彫刻がたくさん展示してある。おなじみのローマの皇帝や妃のものもあれば、円盤投げやアフロディーテのようにギリシャ彫刻に影響を受けたものも多い。 

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これはあくまでも個人的な備忘のための旅行記であり、ここに書かれている情報を利用したためにどのような不都合があったとしても、当方は一切関知しませんので悪しからず。