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「人間力」とは、大人になることと見つけたり

どうすれば相手が考えていることがわかるか







インタビュアー 飯坂彰啓
答える人    岡本呻也

人間力の定義 
「人間力」とは、仕事ができる人や、健全な日常生活をおくっている人が持っている、すぐれた社会的能力のこと
=相手の心にはたらきかけて、人を動かす力

岡本 もうひとつの問題があるんです。みんな「相手が何をしてほしいと思っているのか」ということが判らないということです。どうすれば相手が考えていることを知ることができるのか、それがもうひとつの命題なんです。

飯坂  「人間力」講座のプログラムの中に、自分の仮想的なクライアントをお互いに演じて相手の気持ちを知るというようなロールプレイングを入れていると思うけど、これは相当に難しいことですよ。ある程度経験を積んだ人にしかできないことでしょう。

岡本 ひじょうに難しいことです。だけど「できる人」はそれをやってるんですよ。

飯坂  そういう奴が「人間力」を持っているんだよ。

岡本 そこで「人間力」講座では、「できる人」は相手のどこを見て、相手の望みを理解しているのかということを議論して、それを身につけていくトレーニングをやったりするんですよ。

飯坂  自分と相手を客観化するということですね。しかも客観化のプロセスを習慣化していないといけないわけだから、なかなかしんどいよね。
 ぼくもあとから振り返ってみると、「あの時相手はこうだったなぁ」というのがわかることはあるんだけど、リアルタイムで的確な対応ができるかというと、そうじゃない場面というのは結構あるよね。

岡本 だけどそれが習慣化されていないと、やっぱり大人じゃないんですよ。
 ぼくらがインタビューをやってる時って、それをやってるんですね。インタビューの時間を1時間取ってもらっているとすると、その間にどれだけ価値のある話を取れるかが勝負なわけじゃないですか。
 そうするとね、今この質問をしたときに、相手の感情がどのように動いたかとか、相手が何を言おうとしているか、自分を有利にしようとする話をしようとしているか、その反対なのか、この質問に答えたいのか答えたくないのか、そういった相手の心の動きをものすごく敏感に感じて、ではその次にどのような質問をするか、次の質問を引っ込めるのかといったことを瞬間瞬間でものすごい速度で演算して働きかけ続けるわけです。それを毎回毎回やるわけです。
 田原さんや久米宏がやっているのはそういうことなんですよ。

飯坂  なるほどね。

岡本 だって商談の席って勝負じゃないですか。だからそういうテクニックをきちんと身につけていないビジネスマンが存在するというのは信じられないですよ。

飯坂  今までの日本企業の商談というのは必ずしもそうではなかったんですよ。

人間力とは、「大人になること」と見つけたり

「人間力」エピソード101本

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