中林美恵子氏 中林美恵子氏 中林さんは、10年ほどアメリカ上院の予算委員会のスタッフを務められ、2012年まで衆議院議員として活躍されました。ました。なぜ日本の国家的意思決定機関としての国会が"まぬけ"なのかを、ぜひアメリカの制度との比較で教えていただきたく、お話をうかがいました。アメリカでは立法府と行政府の間で完全に機能と権限が分かれている点、二大政党制でイシューが明確に対立する点、立法府の中では委員会中心で適度な権限の集中とリーダーシップがある点などがわが国の制度と大いに異なっているようです。機能を下支えしている広義の「制度」についても議論してみました。

ワシントンでの日本のプレゼンスはかなり低い

必要なのは素直に学ほうとする姿勢

長く付き合っても理解できない「危ない国」

ガイジンに「どうしたらいいのか」を聞くな!

人々の一般的な認識は「制度」の一部分である

「文化」とは何なのか分析的に考えよう

「制度」としての組織文化

みんな思考停止の中にどんどん入っていく

システムを機能させるために不断の「変革」が必要だ

リストラされたGAO

権力分散と情報公開が「政策競争」の呼び水

霞ヶ関は、行政府兼立法府である

「官僚独裁」の要件は完備している

立法府の復権が、日本の活力を取り戻す

国会にリソースがないという事実は辛い

成立率5%、1万件の法案をいかに淘汰するか

委員会は国政レベルの政策実務を行う

アメリカの議員は役所にゴリ押しする必要がない

「権限と責任」 選挙で落ちるのが一番怖い

国会議員には、なによりまず「やりがい」がある

審議の過程では、やっぱり根回しが勝負

政党間の競争があるから議員の暴走に歯止めが掛かる

アメリカでムネヲ問題が起こらない理由

「アメリカとの契約」 財政均衡を巡る戦い

利子率上昇という国民の関心事が議員を動かした

「責任を問わない社会」の奇跡

日本人の社会参加意識では、財政均衡は不可能だ

政治とは自分が考える「あるべき国」を実現する事

現代日本の国士に居場所はありや

キャピトル・ヒルの国家公務員に地位安泰はない

シンクタンクは人材プール

法案を持ち込む時は議員の好みを読め

公聴会は「国民の前での勉強会」

驚くべき公聴会の即時性、柔軟性、専門性

ナレッジ・イズ・パワー

旧日本型組織では、新しい「知」など無用の長物

競争がなければ、組織は腐敗し国益を見失う

「言論の戦争」を経た政治的妥協は「必然」である

大統領の拒否権と議会の立法権のせめぎ合い

あくまで独立して行政府の不正を追及する米議会

明確な「白黒」はない。だから最後に多数決がある

行政改革は国会の役割か

マスコミは「必要であれば利用するべき対象」

健全な対抗勢力があればこそ、大胆な改革ができる

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