コーチングは日本の「やる気」を呼び起こすか

なんだかわからない現状  コーチングは日本の「やる気」を呼び起こすか

本間正人氏  


運営者 日本のコーチング界では、コーチ21とCTIジャパン以外の人たちの世界はどうなっているんでしょうか。

本間  いろんな会社がありますよ。ぼく自身もこの瞬間のことを充分把握できないような状況にあるんです。
 コーチング業界が発展していくためには、何らかの方向で品質保証しなければ一般のユーザーが迷惑をこうむることになるかもしれません。そこで当面はNPO法人日本コーチ協会が窓口となって、良質なコーチングのプログラムを提供しているところを糾合して、協力して品質保証する体制を早急に作らなければならないと考えています。・・・これは公式見解ですね(笑)。

運営者 いったい何社くらいあるんでしょうかねぇ。

本間  まともなところは5,6社くらいかもしれませんよ。

運営者 ほんとですか。やってる人はいっぱいいるように見えるのですが。

本間  NPOと非常にまぎらわしい名称を使っているけれど、全くNPOではない団体などもありますし、また上の2つの会社の登録商標を侵害するような名前のサービスを提供しているケースもあります。そうすると中身は推して知るべしですよね。そういうところはサイトをごらんいただければ、不誠実さがひしひしと伝わってくるので、見る目がある人はわかると思いますよ。

運営者 でも、見る目がない人はだまされちゃうんですよね。

本間  ですからマネをされている会社が権利侵害をこまめに訴えて対抗していかなければならないということになるでしょう。それが現状なんです。

運営者 つまるところ、需要に対して供給とのギャップが非常に大きくて、いろんな連中が跳梁跋扈しているという状況ですね。

本間  アメリカでも90年代の初めごろはそういう状況だったんです。
 国際コーチ連盟ICFが、もうひとつあった団体を吸収合併大同団結したのが7年くらい前なのですが、それまではレスリングのチャンピオンベルト乱立状態がアメリカでもあったんです。今はICFが認定機関、業界団体として衆目が一致するところになっているのです。

運営者 日本では今のところは、コーチングの重要性がの認識が広がってきたので、企業研修の需要はあるけれど、やっているところはバラバラで、なんだかわからない現状があるわけですか。

本間  残念ながら。

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