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沖縄の基地問題など、国防を考える3

  芦川淳 氏 

ホワイトビーチ沖埋め立て案は有望だった

ジャーナリスト
芦川 淳氏

芦川  まあジュゴンと珊瑚がとんでないヤツだったというのは半分冗談にしても、素直に考えれば、ジュゴンやサンゴをだしに、なにがしか自分たちの目的を達成したいと思っていた人たちがいて、誰が得をするのかと考えれば「米軍を沖縄から追い出したい」のだなという結論に達するわけです。もちろん真面目に自然保護に取り組んでいる人達も大勢いて、そういう人たちは辺野古ばかりじゃなくて、慶良間でオニヒトデの駆除作業をしたり、ヤンバルクイナの轢死防止を訴えたり、あるいはサンゴの移植をやったりしてますよ。そういう方々の活動にはアタマが下がる思いです。


運営者 うん、だからそういうまともな日本人の話をしてるんじゃなくてね、かなりおかしな売国奴連中の話ですよ。米軍が沖縄にいなければ一番喜ぶのは、はっきり言って中国であって、その人たちの味方をするというのは外患誘致でしょう。
 なんせ民主党は政策として中国人を3000万人、沖縄に移民させようとしていたわけですから。話の筋が通り過ぎてますよ。どうやら話の筋が見えてきたんじゃないですか。

芦川  そうそう、ジュゴンやサンゴのほかにも問題があったんです。もずくですよ。もずくなんか、もう巨悪です(笑)。

運営者 もずくの罪はデカイと。もずくなんか食う奴は非国民ですな(笑)

芦川  普天間基地をどこに移設するかという議論をさんざんした結果、辺野古崎沖案がベストだということになりました。このとき、部内の論議のなかでは、ホワイトビーチ(うるま市)沖埋め立て案も真剣に検討されたと聞いています。

運営者 あの石油備蓄基地(沖縄石油基地)の近くなんですよね。十分ありだと思いますよ。

芦川  橋本政権のときの検討案には、ホワイトビーチ沖埋め立て案がしっかりと存在していて、石油備蓄基地を作ったときの埋め立てノウハウはありましたし、適地のひとつと考えられていました。ちなみに候補地に上がった浮原島周辺でもサンゴの騒ぎは起きてますが、全般的な死滅を考える人もいれば、群落があると主張する人もいるし様々です。個人的にはサンゴの魅力に乏しいところと考えていますが。

運営者 ジュゴンもサンゴもいないんですか?

芦川  なかには「死の海」と呼ぶ人もいるくらいですから。ところが、今般の普天間基地移設の話題として浮上してから、熱心な環境保護団体のみなさんが勝連半島の東沖合に潜って一所懸命サンゴを探して発見したみたいですね。その素晴らしい探査能力はぜひ海上自衛隊の水中処分隊にスカウトして欲しいくらいですが、ほら、十数人のデモを数百人に見せるような手法もありますからね。

運営者 機雷除去の掃海作業に使えそうですね!
 てゆーか、シーシェパードとやってることは変わりませんな。努力する方向が、根本的に違うだろうと。

芦川  まあ、そんなこんなで、漁場としては魅力の少ない海域でもあるので、地元ではもずくをメインに漁をしていますね。そうしたらですね、ホワイトビーチ沖案が出てきたら、今度は「もずくの産地を救え」という形で新聞にデカデカと書かれたわけです。
 ところがその新聞ったら、その数年前に「もずく漁を続けていけない」という漁民の苦しみを綴ったレポート記事を特集しているんですね。もうどっちが本当なのか謎です。

運営者 そういうことですか。

芦川  ホワイトビーチ沖の場合は、ホワイトビーチといっても、もっとずっと東側の海上になるので、飛行機が市街地の上を通らずに済むという最大の利点があります。人がいる地域からの距離はかなり遠くて、市民生活に及ぼす影響が非常に少ない。四方が海ですから、住民にとっての安全度も高いことこの上ありません。
 この距離感は、はっきり言って沖縄県外といってもよいくらいの僻地感があります。沖縄本島の勝連半島から見ると、はるか向こうに平安座島が見えるんですが、そのさらにもっと向こうにある浮原島という無人島の近所を埋め立てるという話ですからね。


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