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沖縄の基地問題など、国防を考える3

  芦川淳 氏 

鳩山訪沖時、県民は米兵と遊んでいた


ジャーナリスト
芦川 淳氏

芦川  この人たちが日本国民の民意を代表しているとは誰も思っていないでしょう。

運営者 ノイジーマイノリティーですよ。

芦川  それをね、あたかも地元の人は反対ですよと報道するのはおかしいですよ。両方の意見を報道しなければだめだと僕は思いますけどね。

運営者 でも今回の話でいうと、大規模な反対集会があったし、今の段階では沖縄県民の民意は普天間基地移設反対になってるんじゃないですか? あれは芦川さんの目から偏った報道になってるんですか

芦川  偏った報道としか感じられません。
 確かにあの空気の中で、「普天間基地移設賛成!」とは誰も言えませんよ。これはまさに村社会の恐怖で、賛成の声は封殺ですよ。賛成派には賛成の理由があるし、地元はある程度容認してはいるのですが、場の圧力というプレッシャーがあるんです。
 あんな雰囲気の中で、辺野古の区長が「うちはV字案であれば受け容れますよ」なんて大きな声で主張するなんで出来るはずがない。論調をひとつにして異論を封じるやり方はフェアとは言えないでしょ?人権だ、平和だ、自然保護だ、とNOと言えないこと前面に押し出すやり方はまさにそれですよ。
 本当の沖縄の民意は何なのかを、一つひとつのレベルと枠組みを精査しながら考えなければならないはずなのですが、マスコミはそんなことをしっかりやっているとは思えない。 非常にパターン化されたステレオタイプの報道をしているようにしか見えません。そうでなきゃニュースなんないよ、って具合ですね。

運営者 いくつかのパターンがあると思いますよ。まず「沖縄の皆さんは日本全体を代表してとっても迷惑をこうむっているんですよ、ナントカしてあげなければ。これはいい機会だからみんなで一緒に考えましょう」というパターン。
 そんなの、昨日今日始まった話じゃないだろうと思うんですけどねえ。

芦川  それについては言いたいこともありますが、後に取っておいて、現場ルポとしては
鳩山さんが初めて沖縄に来た時に私も現場に行ってましたが、ものすごい基地移設反対の声の中で、鳩山さん乗った車はすごい勢いでシュワブのゲートへと走り去って行きましたよ。
 一方そのころ、キャンプコートニーの近くの天願川では、日米の有志チーム、もちろん米兵も混じってですよ、川のゴミを拾うクリーン作戦をやっていたんですよ。これなんかこれっぽっちも報道されない。

運営者 へー

芦川  だから民意って何だろうという話ですよ。キャンプシュワブ沖移転で一番迷惑を被る当事者なのは辺野古の住民じゃないですか。その人たちの意見は報道されていませんよ。誤解を招きかねない言い方ですが、ジュゴンが辺野古にいてもいなくても、辺野古の住民の幸福には関係ないんです。

運営者 そりゃそうでしょうねえ、ただの食べ物なんですから。

芦川  サンゴもあってもなくても関係ありません。まず一番大切なのは、普天間基地周辺に住む人たちの危険性除去の問題です。これをいますぐやらねばならないのに、ダイレクトな手段があることを無視して、別に問題に置き換えようとしているのが嫌ですね。

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