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「国防」について考えてみよう part2

ジャーナリスト 芦川淳 氏

F-35+軽空母=展開能力の必要性

ジャーナリスト
芦川淳 氏   

運営者 だけど問題は、敵がどいつで、どういう装備を持っているかじゃないですか。そうすると考えなきいけないことはいくつかあるでしょうが、まず中国が航空機動部隊を持とうとしているこの脅威に対してどう対処しようとしているのかということなんですけど

芦川  あんまりそれにビビッドに反応しちゃうと、軍拡につながっちゃうところもあるかと思うんですけど。

運営者 いやいや、軍靴の音を響かせているのは中国の方ですから(笑)。

芦川  F-22は絶対性能はすごいですよ。制空権を確保するための最強の兵器です。世界最強の戦闘機を持つことは、その空域、海域すべてを制することになります。それを欲しがる気持ちはよくわかります。
 だけどこれからの日本は、これまでのように国内の基地から飛び立って行くのではなく、ある程度のところまで進出して行って、そこで何かをするということが発生するはずです。
 つまり、那覇基地からスクランブル発進した場合に、マッハで飛んで行っても石垣島まで20分かかります。そして上空で敵を発見してコンタクトを取るまでにトータルで30分かかるとすると、そのタイムラグというのは現代戦では致命的です。

運営者 そりゃそうでしょう。

芦川  そうなると、有事を想定すれば、先に現場地域に展開しておく必要が出てきます。

運営者 専守防衛の範囲内であれば問題ないでしょう。

芦川  しかし、F-22は艦隊運用できないわけですから、そうなると、現場まで「いろいろな形」で出張って行って拡大運用ができる戦闘機が必要になります。結果的に、F-35のような艦載機が必要になるということですね。これの延長線上に見えてくるのが、軽空母を持つという日本の国防の姿ですね。

運営者 ええ、わかりますけど、その話は目標を最初に掲げたところから装備(F-35)に話を下ろして、そうすると必然的に「軽空母がいる」という話になっちゃうわけですね。

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これはあくまで呑み話をまとめたものです。

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