HOME > インタビュー・コーナー > 「国防」についてプラクティカルに考えてみよう > 週に1度は中国軍機にスクランブルしている

「国防」についてプラクティカルに考えてみよう

ジャーナリスト 芦川淳 氏

週に1度は中国軍機にスクランブルしている

ジャーナリスト
芦川淳 氏 

 

運営者 今は航空自衛隊のスクランブルも、北の方ではなくて、南の方でやってるんですよね。

芦川  石垣島だと、ルートが台湾にかかってしまうので、もっと沖縄本島に近い方に中国の戦闘機や哨戒機が6日に1度飛んできていますね。

運営者 そうした中国政府の姿勢が、日本人がこれまであまりはっきりと持っていなかった国防意識を喚起するような状況を引き起こすことがあるかどうかについて、再びお尋ねしたいと思うんですけど。

芦川  スクランブルの回数を見ても、そういうことですよね。

運営者 しかし不思議ですね、ソ連に対するスクランブルの話は、山ほど報道されていたわけですが、中国に関するそれはほとんど知られていないんじゃないでしょうか。何かおかしくないですか。それは気のせいでしょうか。

芦川  気のせいじゃないんですよ。ゆゆしき問題だと思いますね。
 付け加えておくと、台湾に対するスクランブルも多いんですよ。台湾の場合は旅客機と、通報済みの演習に対して、こちらがスクランブルをかけるということはあります。目視することが大切ですから。上がってすぐ帰ってくるというケースが多いんですけどね。
 だけど中国に対するスクランブルの場合は本気モードですからね。

運営者 その本気モードで入ってきた中国の戦闘機と、偶発的に戦闘状態になるという可能性はありませんか? もしそうだとしたら、だからこそもっと現状を伝える必要があるのでは。

芦川  それはまあ偶発的な戦闘であれば、外交筋に任せる話になりますから。

運営者 他の国の外交筋だったら心配はしないんですけれど、あの国ですからねぇ。

芦川  だけど中国はまだ、韓国よりはましですよ。中国は冷静だし、詫びるはずがないから、しょうがないと思っておけばいいんですよ。
 だけど韓国との間で何かが起こったら、どちらにどう転ぶかわかりません。

運営者 だけどまあ、ヤクザで考えても、同系列のヤクザだから話はつくんじゃないでしょうかね、アメリカ組系列の。

芦川  そういう意味ではなんとか。ただ、偶発的な時はいいんですけど、中国が本気の時はヤバイです。そっちの方が怖い。だけどまだ部品がそろってないですね。

b.pnga.png


この記事は情報が古くなっている可能性があります。
これはあくまで呑み話をまとめたものです。

p1.jpg
sign.jpg