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「国防」についてプラクティカルに考えてみよう

ジャーナリスト 芦川淳 氏

「守りたい」軍人の社会参加意識が一番強い

ジャーナリスト
芦川淳 氏 

 

芦川  教育が非常に手厚いことに驚かされます。その背景には、「事故を起こしたらまずい」ということがあるんですけど、それがいい方向に出ているわけなんです。教官についている陸曹の人が、涙が出るくらい苦労してますよ。
 それで面白いのは、体験を送り返せば繰り返すほど、仲間意識にはまっていくんですね。
 それで今までは、予備自衛官補は予備自衛官までにしかなれなかったのですが、その予備自衛官になった人のアンケートを見ていると、意外に多くの人が「自分は即応予備自衛官になりたい」と書いているんです。
 もっともっとやりたいという参加意識を強く持ってますね。

運営者 だけどその話は、築地の偏向左翼新聞を読んでる人だと非常に不思議に感じるでしょうね、
 彼らが自衛隊を見ている目つきというのは、何かフリークスというか、ちょっとおかしい人という具合だと思うんですよ。これ、あくまでも僕が言ってるんじゃないんですよ(笑)。彼らにしてみれば、自衛隊の飯を食うだけでも驚きなのに、さらに上に行きたいというのは一体なぜなのかなと。国防だって、「国防なんかしなくたって日本は大丈夫なんだ。平和憲法が・・・」、なにを考えてるのかぼくはよく知りませんけれど(笑)。

芦川  結局、モチベーションの大元は、自分が何かをしたいという社会に対する参加意識が大きいんでしょう。
 社会に対する無償の参加意識の中で一番強いのが軍隊なんです。それはね、米軍の大本になったミリシア(武装民兵)とかミニットマンのように、自分の住んでる地域を守りたいという話から出てくるものですから。
 いま、たとえば原発に対するテロ行為をどうするかというような問題意識を持つ人は増えています。それは確実に昭和のころからは変わってるんですよ。目に見えない脅威が見えるようになってきているし、ニューヨークの9・11テロを見ているわけですから。それに続くイラク戦争を見たときに、自分たちも何かしなければならないのではないのかと考え始めるんでしょう。

運営者 世界の中で自分たちが生きているのはどういうことなんだろう。そこまで枠を広げて自分自身のアイデンティティーを探して、社会に参加したいというのは、コスモポリタン的な発想ですよ。そういうふうに考えたときに、NPOもいいけれど、国を守るという形で貢献するということも社会参加のひとつの形としてありえるということはよく理解できます。
 昔だったら、自衛隊に入るのは仕事にあぶれて、タコ部屋に行く代わりに入るようなイメージがだったんですけどね。エライ変わりようです。

芦川  そうだと思うんですよ。だっていまの自衛隊は、定員がどんどん減らされている中で、まずタコ部屋に入りに行くような意識で来ている人から切っていってるんです。
 ちゃんと考える能力のある人間に入ってきてもらわないと、意味がないからですよ。上の命令を聞くだけの人だと困るんです。

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これはあくまで呑み話をまとめたものです。

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