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「国防」についてプラクティカルに考えてみよう

ジャーナリスト 芦川淳 氏

素人出身「予備自衛官補」は意気軒昂

ジャーナリスト
芦川淳 氏 

芦川  だからこれは、さっき言ったような実行力を自衛隊に持たせるために必要なんです。そのためには予備役が必要で、予備役の中でもハイグレード予備役である即応予備自衛官が非常に重要だということを繰り返しておきたいと思います。
 年間30日間の訓練期間は大変なものです。これを支援する必要があるでしょう。
 もうひとつは、今まで予備自衛官は元自衛隊員しかなれなかったのですが、4年前からは一般からなれるようなコースもできたんです。「予備自衛官補」と言われるものです。彼らの取材をして感じたのは、みんなもう凄くやる気にあふれているということです。すごくやる気がありますよ。

運営者 それはすごいことですが、彼らのモチベーションはいったいどこから来ているんでしょうか。

芦川  いま研究しているのですが、ひとつは自分に対するチャレンジということがあります。だけど最終的には、国防意識なんですよ。「このままではいけない」ということですよ。

運営者 築地の偏向左翼新聞を何年か読むと、国防意識が消えちゃうんですけれど、どうしてその人たちは、現代の教育を受けて国防意識を持ち続けてるんですかね。

芦川  おそらく彼らはね、ネット上の情報などを読んでいるうちに、日本には国防情報がないということに気づいたんですよ。読もうと思ってもマニア誌しかないじゃないですか。マニア誌から国防情報を読み解くということは、普通の人にはできないですよ。つまり市井の国防情報がまったくないんですよ。

運営者 ないですよね。私がこの話を自分のサイトに載せるのも、相当異例な話ですから。

芦川  その予備自衛官補については、3カ月ぐらいかけてほぼ毎日、彼らが何を見聞きし経験しているかについて密着取材したんですけれど、その中で出てくる意見や話を聞いていると、やっぱりほんとに「自分は何かをしたい」と思ってるんです。だけど自衛隊に関しては、どこに行っても全然教えてもらえないので何もわからなかったそうなんです。それでそういう人たちは、自衛隊に1度体験的に入隊しちゃえという具合で行ってみるというわけです。
 予備自衛官補の訓練をした人の8割以上が、「面白かった」という感想を書いています。もともと「自衛隊に加わる」という動機があったことを差し引いても、高い数字ですよね。その理由のひとつは、巷ではできないことを体験することができたということ。規則正しくって、非常に健康的な生活だった。軍隊の常識を知ることができた。最後に、銃を撃った時に自分が国防に対する責任を負ったような気がした、ということなんだそうです。
 10kmとか25kmとかいう行軍をやることで、暑さやつらさもわかるし、それを「頑張って乗り切ろ!」と叱咤激励してくれるわけじゃないですか。そうすると自分にかなり自信がつくんですね。1人の人間に自信をつけるために、3人くらい教官をつけるんですから、これは大変なことですよ。

 

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これはあくまで呑み話をまとめたものです。

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