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「国防」についてプラクティカルに考えてみよう

ジャーナリスト 芦川淳 氏

アメリカは日本の寝返りを恐れている

ジャーナリスト
芦川淳 氏 

 

運営者 そうか、核武装をするのは難しいのか。僕は空母よりも、SLBM搭載の潜水艦を二隻持つほうが、よほど抑止力になるのではと思っていたのですが。

芦川  原潜に関しては、保有する意味は大きいですね。頑張って作れば建造技術はあると思うし、原潜自体は大きな力になると思うのですが、何を積むかという問題があります。やはり原潜には核装備が基本じゃないですか。

運営者 ですから核爆弾が作れないと、原潜を持っても意味がないですよ。

芦川  それは無用な軍拡を招きますし、それならアメリカの尻馬に乗ってアメリカの核を使えばいいことですよ。

運営者 いずれにせよアメリカは日本が核武装するとなると強く反発するでしょうからね。そうするとどのようにアメリカを利用するかを考えるべきですね。

芦川  それが外交力だし、経済力や軍事力を全部合わせてやっていくのが国防なんです。

運営者 つまるところ軍事というのは、どれだけ武装するかという単純な問題ではないということですね。

芦川  自衛隊がアメリカとの共同作戦能力に長けているというのは、長い目でみて安上がりでもあるんですよ。

運営者 だけどそれは結局、アメリカ軍に利用されるだけになのではないかという危惧もありますけど。

芦川  ところがですね、逆にアメリカと日本は肩を組んで戦える能力を持っているわけだから、何かあったら怖いのはアメリカの方でしょう。だって日本が他の国に寝返ったら、アメリカの手口を全部知ってるわけですから。もし中国にその情報が流れたらアメリカは局地戦に関しては中国に勝てないことになっちゃいますよ。

運営者 自衛隊はアメリカ軍の戦術を知悉しているわけですね。

芦川  司令部同士がくっついていれば情報共有できるんですよ。これの効果は思ったより大きいですよ。とかくいまの軍事は情報がいのちですからね。そういえば、ついこの前ロシアと中国が大きな共同軍事演習をやりましたが・・・。

運営者 初めてやったんでしょう。中国にとっては悲願だったらしいじゃないですか。

芦川  あれでロシアは大儲けですからね。演習をしてくれませんかと、中国はロシアに数十億あるいは数百億払ったということだそうです。単位がドルじゃなくて元かもしれませんけど(笑)。
 演習中にけっこうの死者が出たみたいですよ。それで細かいところは、やっぱりだめだねということが多かったらしいのですが、ロシアが得ることというのはないんです。中国が盗むだけなんですよ。中国が自分から出せるものなんかありませんからね。しかも段違い平行棒的に能力が違ってますから、話にならないわけです。

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これはあくまで呑み話をまとめたものです。

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