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「国防」についてプラクティカルに考えてみよう

ジャーナリスト 芦川淳 氏

「憲法改正」にはバランス感覚が必要

ジャーナリスト
芦川淳 氏 

 

芦川  そのためには2つの問題があって、ひとつは憲法の問題があります。あの憲法の正体は一体なんだったんだろうかと。やっぱりあの憲法は占領軍が作ったものですし、マッカーサーによる実験的な意味合いが強いものだといえるでしょう。

運営者 アメリカ人の憲法に対する考え方は、とりあえず作っておいて、都合が悪くなったら修正条項を入れればいいというものでしょう。これは金科玉条として守るものではなくて、必要があれば変えていけばいいということですよね。ところが日本ではそう受けとめられていないし、その憲法を全く変えないことを党是とする政党まである(笑)。

芦川  言いかたがよくないかもしれませんが、そういう人たちは大日本帝国憲法の呪縛から逃れてないんですよ(笑)。

運営者 欽定憲法ということですね。お上から与えられたものをありがたく守ると。

芦川  そういうことです。マッカーサーの欽定憲法を守りたいんでしょうね(笑)。

運営者 それは与えられたものをひたすら守ればいいという考え方であって、自らが選び取っていこうという考え方ではありませんね。

芦川  だから僕が言いたいのは、そんなに勉強して頭がいいんだったら、今のものよりもっと良い憲法を出してくれということですよ。
 それとバランスを持ってやってほしいというのもありますね。いま憲法改正をやる気になっている人のなかには右派的な傾向の強すぎる人たちもいるんですよ。戦前の教育を受けた中で、限られた自由の中で教えられたことを新しい憲法に反映しようとしている人たちが多いと思うんです。
 これは強調したいのですが、軍隊に入って、自分は激戦地に行かずに人を戦争に行かせておいて生き残ったような連中で、あたかも戦争を美徳とするようなことを言っている人たちがいるわけです。こういう人がつくる憲法ははっきり言って危ない。
 逆にそういう時に、左派的な思想はいい防波堤になるので、その知恵を貸してほしいと思いますよね。それがバランスです。だから新しい憲法を作ったら、その中に左派的な発想がバランサーとしてあってもいいと思うんです。

運営者 ところが左派の皆さんは新しい憲法をつくること自体がけしからんと言っているわけで。

芦川  だけど左派の中にもいろいろな成分がいますからね(笑)。何をどう利用するかということもあるわけで、外国からもいろいろな作用を受けて動いている人たちもいるわけですよ。
 例えば、外国人のなかでも一、二を争う犯罪率の高さを誇る国の方々をノービザにすることを支持するような党とかは問題外ですね。そういうのも治安維持のための大切なことで、重要性から言えばすでに国防マターなんです。

運営者 あるいは、外国人に国政への参政権を与えようとか、上級公務員への就業機会を与えようという考え方は、主権国家としての考え方からすればクレージーなことだと私には思えるんです。あるいは、年金を払い込んでもいないにもかかわらず外国人に年金を給付しようなどというのは避けるべきことだと思いますね。

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これはあくまで呑み話をまとめたものです。

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