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「国防」についてプラクティカルに考えてみよう

ジャーナリスト 芦川淳 氏

「国防」の方針は自主的に決めればよいこと

ジャーナリスト
芦川淳 氏 

 

芦川  順番としては、やっぱり一番アメリカ軍とのつながりが強いのは海上自衛隊です。

運営者 データリンクしてますからね。

芦川  昔からリムパックなどで連携とってますから。表面上はお互いに「なんだアイツらは」というのはありますけど、システム上は完全にがっちり組んでますから。
 その次が航空自衛隊ですね、長い間の演習を通じて完全に共同作戦がとれるようになっています。そもそも航空自衛隊の成り立ち自体がアメリカ軍の強力なサポートを受けて始まったものですからね。航空自衛隊だと、最初の飛行機はアメリカ空軍からもらったものですし。途中まではロハで、そこから先は部品を買ってノックダウンをやって、その次はライセンス生産するというように進んでいます。
 まあそんな歴史からも日米安保は、アメリカも強く欲していることであって、日本だけが欲しているわけではないということがわかります。

運営者 日本としては、日米同盟関係が損なのか得なのかちゃんと考えて、得になるから堅持しようというのであればしっかりやれということですよね。戦略的に考えて駆け引きをしろということです。

芦川  利用すればいいんですよ。それはお互いの権利なんだから。アメリカからもかなりの圧力があって、これは国家に対する干渉なんですけれど、その干渉をはねのけるか、自分のものにするかという選択をするべきなんです。

運営者 昔はね、そのような選択の余地が全くなかったかもしれないのですが、最近はどうかというと、戦争が終わって60年も経っているわけですから、日本の主権国家としての枠組みが多少はしっかりしてきているでしょう。だから選択するのはわれわれだという主張をできる環境になっていると思うんですね。
 それを誰かに「言われたから態度を決める」というのはおかしいでしょう。「隣にある大きな国がうるさいからちょっと静かにしておきましょう」という態度決定のやり方ではなくて、自分の国をどのように守るかということは自分たちで決めるということですよね。

芦川  自主国防が大事です。それができなかったら国じゃないですよ。

運営者 国家主権を持って、独立的に国際社会の中で振る舞うことができるということを考えなきゃいけないでしょう。そのためには国家とはなにかをもうちょっと意識しないと。

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これはあくまで呑み話をまとめたものです。

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