さる名門女子大における
恋愛論講義録その8


 相手の気持ちをよく知ることができれば、相手をコントロールすることができるということなんです。
 これってのは心理学的に結構きちんとした考察に基づいた話なんですけど、要するにね、「大人になるってこういうことなのよ」という話なんです。
 子供のうちは、こういうことはわからないんですよ。それを分かりやすく話すと、以上に話したようなプロセスで相手との関係をコントロールするということなんですね。

 最後にこの図を説明しようかと思います。これは何かというと、さっきから相手の気持ちをよく観察しようと申し上げていますが、どうすれば彼氏の気持ちが分かるのか、本当にそんなことができるのかと思っていらっしゃる方もいるかもしれませんので、今日はスペシャルサービスで、相手の心を知るための方法についてお話しをしましょう。

恋愛論講義録その8

 相手の心というのは、外見とかは目つきとか表情とか仕草とか態度、話の内容などいろいろなところから知ることができるんです。
 ではそのうちのどれが一番重要なのか。相手の言葉を信じていいのでしょうか。嘘をついてることだってありますよね。
 そこで、メラビアンの法則というのがあります。これは、こういう講義の場合は、言葉で伝えている内容がほとんどだと思いますが、ふだんの生活の場合、例えば彼人2人で部屋にいるときに、言葉なのコミュニケーションってあんまりとっていないんですよ。そういう感じがしませんか。
 これはある限定されたシチュエーションの場合のことだと思うんですけど、話者が聴衆に与えるインパクトは
 55%=Visual (視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)
 38%=Vocal (聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)
 7%=Verbal (言語情報:言葉そのものの意味)
 だというんですね。

 まあアルバート・メラビアン本人は、この数字が一人歩きしているのをすごく嫌がっているらしいので、参考程度にとどめてお考えいただきたいのですが、わかりやすいですよね。納得性があるじゃないですか。
 要するに人は、自分が今こうして欲しいと思っていることをあまりストレートには言わないということですよ。
 本当に好きな人がいても、なかなか告白はできないでしょう。言い出せないですよね。それよりも好きか嫌いかは、表情に現れますよ。○○君が好きだということは本人にはいい出せないけれど、その人のところに行って話をするときは声のトーンがやさしくなるとか。
 そうすると、その相手に好意を持っているということは横から見ている友達の方が気がついたりしますよね。「○○ちゃん、○○君のことが好きなんだ」ということは、言葉にしなくても声の調子や相手との距離感によってバレバレですよ。

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