さる名門女子大における
恋愛論講義録その7


 で、ですね、皆さんが彼氏とうまくやっていくために必要なことを、もう少し細かく説明してみましょう。
 次の図なんですけどね、これはあなたの頭の中と、世の中はどのようにつながっているかについて説明したものです。
 だんだん難しくなってきますよ。ついてきてくださいね。
 まず最初はね、あなたたちは自分の心を相手に対してひらく必要があるということは説明しましたね。心の窓を開かないと、相手の心が見えません。

恋愛論講義録その7

 心の窓をひらくっていうのは難しいことで、自分が個人としてしっかり自立している人たけが初めて心の窓を開くことができるんです。もし自立していない人が無防備に扉を開いたら、下手したら宗教に入れられたりして他人の食い物になってしまうかもしれませんね。例えばナチズムのような全体主義を考えればいいかもしれません。全体主義というのは、中にいる人にとってはすごく楽で気持ちがいいシステムなんです。
 日本の組織人にはそういう傾向が強いですよね。

 心を開いたら、同時に2つの方向に気配りをしなければならないというのがポイントです。
 まず相手の心を感じ取るということですが、これは相手の人が「今何をしたいのかなぁ」とか「どう思っているのかなぁ、暑いのかなあ寒いのかなぁ、楽しいのかなぁつらいのかなぁ」ということを共感する必要があります。そのためには、相手に自分の気持ちを向けて、相手のことをよく観察する必要があります。

 それと同時に、あなた自身の行動をコントロールすることも大切なんです。
 例えば焦りがあると、物事うまくいかないですよね。焦ったり、怒ったりしないように自分を抑えるというのがとっても大切なことなんです。だから、彼氏とケンカをしたときに、相手と同じようにエスカレートして行ったんじゃだめなんですね。そうじゃなくて、相手がいま怒ってるんだなと思ったら、そこは少し自分の気持ちを抑えてやると、ピンチは去るわけです。
 相手が怒っているのなら、自分を抑えることが大切です。そこでリラックスです。自分を抑えるためにはリラックスする必要があるでしょう。つまりリラックスしていれば、自分をコントロールできるわけです。
 その逆にリラックスどころか緊張してしまっていては、怒っている相手と一緒にエスカレートして話がややこしくなってしまうでしょう。その結果として、本当につまらないことで別れてしまったりするわけです。それは勿体ないでしょう、なかなかイイ男はいませんよ。

 そこで相手の望みを観察しながら、自分をコントロールしていけば、それが同時に自分の行動支えて相手に対する働きかけを行うことになるというのがこの図です。

 まず自分が心を開いて、リラックスして、相手の望みを観察して、それをかなえてあげる。
 そうすると何が起こるかというと、あなたの彼氏は結構わがままです、乱暴です、あなたにいろいろなことを言ってきます。この時、「ああこの人が本当に今やって欲しいのはこういうことなんだ」ということが分かれば、それだけやってやれば相手が満足するから静かになるでしょう。相手の気持ちをよく知ることができれば、相手をコントロールすることができるということなんです。

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