さる名門女子大における
恋愛論講義録その5


 「私コレが欲しいの」とか、「私これをやりたいの」というふうに考えていると、自分の欲の方に引きずられてしまって、「この部分だけは守りたい」と思うから、心をオープンにできなくなってしまうわけです。そうすると、その部分についてだけは、相手がどのように考えているかについて、目が曇ってしまって見えなくなってしまうんです。
 だからそこのところは、少しその欲を抑える必要があるでしょう。「欲を捨てろ」とは言いません。それは本当に難しいことですよ。これは絶対無理でしょう。そうじゃなくて自分の欲を抑えるんですよ。そうすると心を開くことができるんです。
 そして心を開きさえすれば、自分の目を通して相手の表情や体の動きを読み取ることで、相手の気持ちがわかるようになるわけです。
 そのように心をオープンにしていただきたい。完全にオープンにすることができれば、彼氏が考えていることもバッチリ見てくるでしょう。「この人はいま何をやりたいのかなぁ」とか、「わたしのことをどう思っているのかな、来週ちゃんと一緒にデートしようと思っているのかな」といった非常に重要なことが、相手に聞かなくてもわかるようになるでしょう。

恋愛論講義録その5

 2番目はね、リラックスすることです。リラックスってなんだか分かりますか?
 例えばね、だらっとしているのは、単なる脱力なんです。リラックスではない。
 どう考えればよいかというと、リラックスというのは力が抜けているんだけれど、「これからこれをやるぞ」っというふうに気持ちが前に向いている状態のことなんです。
 その逆に力は入っているんだけれど、気持ちが前に向いていない状態のことを「緊張」といいます。「これはやらなければならないんだぞ」っとすごく焦っているんだけれど、怖いので気持ちが今ひとつひいてしまっている状態、だけど体に力が入っている場合は「緊張している」ということです。
 脱力というのは、「気持ちも入っていなければ力も抜けている状態」ということですね。

リラックス

 それで仕事ができる人は、やっぱりリラックスもできてる人なんですよ。
 例えば私の知り合いで○○先生という方がいらっしゃるわけですが、この人なんかは全国放送のテレビに生で出ていても全然緊張していなくて、スタジオの中にパソコン持ち込んで放送中にインターネットをやっていたりする。そういう人はいい仕事ができるんです。まあ良いコメントをしてるかどうか私はよく知らないんですが(笑)。

 それで最後に、あなたの彼氏に自分の気持ちを向けてようく観察するんです。よく観察すれば、相手の心は見えてきます。それでね、「今彼はこういうことをして欲しいんだな」ということがわかれば、その次が大切で、「じゃ相手の望みをかなえてあげましょう」と考えれば、相手との間のコミュニケーションはばっちりなんですね。

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