さる名門女子大における
恋愛論講義録その1

 皆さんはじめまして、岡本です。僕はですね、初めて会った人には「怖そうだ」とよく言われますが、そんなに怖い人ではありませんからだいじょうぶです。
 今新しいビジネス雑誌の立ち上げをやっています。それで、今一番忙しい時期なのですが、なぜ私がここでしゃべっているかというと、○○先生にお姉さんのいる銀座の店に連れていっていただきまして、逃げられなくなってここにいるというわけなんです。

○○先生 いいんだよそんなことは言わなくても。

 それで今日お話ししたいのは、パーソナル・コミュニケーション・スキルについてです。
 みなさんの間では、一番重要なコミュニケーションは、彼氏との間のコミュニケーションでしょう。私も、皆さんよりは長い間生きていますから、いろんなカップルを見てきましたが、コミュニケーションがうまくいかずに、壊れなくていいところで関係が壊れてしまうカップルって少なくないんですよ。

 そこで私が今お話ししたいのは、「どうすれば一番うまく彼氏とのコミュニケーションをとることができるか」ということについて力説したいんです。
 今日私の話をよく聞いておけば、彼氏のいる人は彼氏とより良い関係をつくることができるし、彼氏のいない人は良い彼氏を見つけることができるかもしれないし、まあ、できないかもしれないね、というふうなぐらいで聞いておいていただければありがたいかなと思います。

 で、私の全く豊富でない恋愛経験からして、思うことがございまして、○○先生と銀座のお店に行った後に、「アフター」でそこのおねえさんと食事しに行ったんです。
 アフターというのは何かとご説明いたししますと、そういうお店の場合は、まず夕方に食事を食べに行く「同伴」というのがありまして、それから銀座の店に行きまして、お店が終わった後に今度はアフターということでまた他の店に食べに行くと。これを全部やるお客さんが非常に良いお客さんとされておりまして、○○先生はすごくいいお客さんなのでそれをやるということなんです。

○○先生 いいんだよそんなことは言わなくても。

 今のはメモを取っておかないと、○○先生は試験に出すって言っていましたよ。

○○先生 出さないよ。

 それで、アキちゃんという子とアフターに行ったときに、彼女はこう言ってたんですよ。彼女の場合は、「男の人が向こうからいっぱい寄ってくるわけで、そういう中でちょっとよさそうな人をひっかけて今まで遊んできたんだけど、でも何かそれじゃ不安なの。こんなの全然嘘じゃないのかと思う」と、アキちゃん27歳は言ってるわけです。

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