HOME > 代表取締役名誉相談役 > 地球温暖化・気候変動問題 欺瞞の本質 > クライメートゲート事件--馬脚を現した環境主義者

クライメートゲート事件--馬脚を現した環境主義者

手塚宏之 代表取締役名誉相談役

サン・ベルナルディーノ教会1.JPGサン・ベルナルディーノ教会

手塚 つまり温暖化説の本流筋の言っている地球温暖化CO2原因説の科学的根拠が、実は極めてグレーであるということが発覚してしまったわけです。欧米ではウォーターゲート事件になぞらえて「クライメートゲート」と呼ばれていて、大騒ぎになったのですが、日本のメディアは極めてナイーヴで一般紙ではほとんど報道されていません。

運営者 ぜんぜん知らないですよ、みんな。大変な問題じゃないですか。

手塚 僕はたまたまその3カ月後の2010年2月にロンドンに出張に行ったのですが、ホテルで新聞を見てみたら、1面トップで複数の朝刊紙が「この事件によって現在気象変動サイエンスに暗雲が立ちこめている」と書いているわけです。ガーディアンとかインディペンデンスとか、まっとうな新聞ですよ。

運営者 しかしそれは当然のことだと思いますよ手塚さん。なぜならば、あいつらにとってみれば、これまで自分には原罪があると信じ込んでいたのに、突然「いや、君には原罪はないんだよ」と言われたら嬉しくなっちゃって当然じゃないですか(笑)。

手塚 彼らにしてみれば、神の言葉が変わったようなものなんでしょうね。最後の審判の時に、この基準で、天国行きか地獄行きかを決めるという基準が定められていたのに、それが変更されるんじゃないかという話が出てきたようなものでしょう。
 彼らにとっては大ニュースですよ。

運営者 だけどその意識って、これまで延々と話してきたように、日本人には全く関係のない話ですからね。

手塚 日本人には理解しにくいことですよね。だけどこれだけイギリスのメディアが騒いでいるというのは、すごいことですよ。
 その後もこの話は尾をひいていて、気象科学の世界で何を断定的に言うことができるか、できないかということに関しては、とても相対化が進んでいるんです。

運営者 それは当たり前のことだと思いますよ。だって気象学者の連中のもしかしたら間違っていたかもしれない方向づけによって、環境対策という美名のもとに、世界中の多くの人間が莫大なコストを費消する結果になってしまっているわけですから。

手塚 だからここでさっきの話に戻るんだけど、ユダヤ教徒とイスラム教徒が戦争するようなときには、即座に独裁的に物事を決定し実行する権限を持っている政治家がトップダウンで判断を行い、戦略を実行するのが一番効率的だと思います。だけどそのアナロジーでもって、この温暖化問題を捉えた場合は、果たしてその判断は正しいと言えるでしょうか?
 例えば仮にですよ、宇宙からの侵略者がやってきた場合には、とにかく異論を排して、仏教徒であろうが、キリスト教徒だろうか、イスラム教徒であろうが宇宙人と闘うしかないじゃないですか。

運営者 そりゃそうです。映画の「インディペンデンスデイ」なんかそういうシーンがあったじゃないですか。まあ、宇宙人を国のトップにしてしまう能天気な国もあったりしますが(呆)。


前へ次へ


「人間力」とは

p1.jpg
人間力★ラボ
sign.jpg