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徳川家康の気づかい ◆「人間力」エピソード集

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 徳川家康が天下をわがものにしてしばらく経った頃のこと。ある日、家康がかわいがっていた小鳥を、小姓が誤って逃がしてしまった。小鳥は空高く舞い上がり、飛び去って二度と戻ってこなかった。

 小姓は「どんなおしかりを受けるか」と震えたが、家康は「もうよい、気にするな」と言っただけだった。しかし、小姓はその寛大な言葉にかえって恐縮し、自分の不始末の責任をさらに重苦しく感じている様子であった。
 その心情を看て取った家康は、小姓にこう訊ねた。

 「あの小鳥は、どこまで飛んでいったのかのう。唐までじゃろうか。それとも天竺までじゃろうか」
 小姓は答えた。「恐れながら、そのように遠くまで飛び馳せることはかなわぬかと存じます」。家康は言った。「では、この日の本の国の中にとどまりおるであろうか」。「御意にござりまする」と小姓は答えた。
 すると家康は、「ではわしのものと同じではないか。小鳥はわしの手から逃れ去ったのではない。いまだにわしの掌中にあるのじゃ。だから何も気にすることはないのじゃ」。

 小姓は度重なる家康の気づかいに感謝し、平伏した。
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人間力とは、「大人になること」と見つけたり













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