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赤壁の戦い   ◆「人間力」エピソード集

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 208年秋、魏の曹操は国力を蓄え、15万の大軍で蜀・呉に攻め寄せてきた。これに対して蜀の劉備と呉の孫権は連合して5,6万の兵力で曹操を迎え撃つこととなった。曹操は多数の軍船を建造して赤壁に布陣し、一気に敵を押しつぶす構えである。両軍は、長江を挟んで対峙していた。
 呉の三代にわたって仕える老将黄蓋は、呉の大将である周瑜に進言する。

 「曹操の軍には火攻めが有効でしょう。しかし船を火攻めするには、火船を先導して敵陣深く突入するための裏切り者がいなければならない。しかし曹操は策士なので、よほどの重臣がやらないと信用しないはず。その役目わたしが務めましょう」
 周瑜は感激しつつ黄蓋の偽計工作の案を受け容れる。

 翌日、軍議の席で周瑜は持久戦を主張するが、黄蓋は「即座に総攻撃をかけよ」と強硬に主張、周瑜の無策をなじった。周瑜は抗命の咎で黄蓋の斬首を命じるが部下たちに命乞いをされ、百の棒罰を与える。黄蓋は身体に傷を受け、周瑜は心に傷を負った。このありさまは、スパイの報告によって曹操に伝えられ、続いて黄蓋の使者から「周瑜を見切って魏に投降したい」との報せが届いた。曹操は黄蓋の裏切りを信じた。

 呉は着々と火攻の準備を整え、一方曹操は、黄蓋が軍を率いて投降するのを待ってから決戦に打って出ようと待ちかまえていた。
 呉の出撃準備が整ってから先鋒である黄蓋は曹操に「いまから投降する」と密書を送った。曹操は喜んで黄蓋の船団を迎えたが、それは兵糧船に偽装した火船であった。魏軍が気づいたときには火船は魏の陣に突入し、あっという間に燃え広がって陣を焼き尽くした。魏軍は総崩れとなり、蜀と呉は追撃してその多くを討ち取った。曹操は撤退したが、劉備に「天下三分の計」を実現する時間を与えることになってしまった。

 黄蓋は目的達成のためなら進んで自らが犠牲になる人間力を持っていたのである。
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人間力とは、「大人になること」と見つけたり













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