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曹操「梅を望んで渇きを止む」   ◆「人間力」エピソード集

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人は自分の欲しいものを手に入れるために働く動物である


 デール・カーネギーは、「人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ」と書いている。

 これは三国志の時代の話。魏の曹操は大軍を移動させていた。しかし移動の途中、まだ目的地がはるかというところで水がなくなってしまった。軍隊にとって水の欠乏は全体の士気を挫けさせてしまうたいへんな問題である。案の定、兵士たちはのどの渇きを訴え、ただ休むことだけを考えて前に進む気持ちをなくしてしまった。曹操は士気の低下を看取って、兵士たちに前方を指さしながら大声で呼びかけた。

 「みんな、もうしばらく行くとかなり大きな梅林がある。今の季節だと、梅には酸っぱい実がいっぱいなっているはずだ。それでのどの渇きを癒すことができるぞ」
 この声を聞いてみんな口の中に唾がわき、苦しい行軍を続けることができた。魏の大軍はしばらくして川にたどり着き、みな思う存分水を飲めたのだった。「梅を望んで渇きを止む」という故事である。

 曹操がすごいのは、「むこうに川がある」と言っても、今の喉の渇きはいえないが、「梅がある」と言われれば唾がわいてきて「よし、前進して梅林まで行こう」という気持ちになることだ。たんに目の前に「水」というにんじんをぶら下げただけでないのが、人の心を知り尽くした大将の力量だろう。
 曹操は「相手の望みをかなえる方法を教えてやれば人は動く」という人間の本性を知り、実践していたのである。

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人間力とは、「大人になること」と見つけたり













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