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松下幸之助 万博の松下館に並ぶ   ◆「人間力」エピソード集

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ほんとうに他人の気持ちを知りたいなら体験すればよい


 他人は自分ではないのだから、他人のほんとうの気持ちを知ることは実にむずかしい。しかしほんとうに他人の気持ちを知りたいと望むのであれは、やるべきことは明らかである。

 一九七〇年、大阪で日本万国博覧会が開催された。今でも博覧会の会場では各パビリオンに長い長い行列ができるが、この日本万国博覧会の入場者数はのべ六四二一万人。当時の日本人の半分以上が殺到したのであるから、それはたいへんな騒ぎだった。真夏の暑い日に、松下電器の展示館には二時間待ちの行列ができていた。

 松下館の担当者は、その長蛇の列の中に松下幸之助会長の姿を見つけて仰天した。慌てて幸之助の下に駆けつけた担当者は、「会長、こんなところに並ばずに早速お入りください」と勧めたのだが、幸之助は、「いや僕は並びたいんや」と部下の勧めを断って二時間並んだ末に松下館に入場した。そして後で幸之助は担当者を呼び出して、「炎天下で延々と待っているのに日陰がほとんどない。紙の帽子を作ってお客さまに配りなさい」と命じた。
 さっそく松下館では紙の帽子をつくり、お客さまに配ったのだが、その帽子に松下館のマークを入れていたために「松下館に行けば日傘代わりの帽子がもらえる」と伝わり、さらに松下館への入場者数が増えたのである。

 相手の気持ちを知るためには、自分で体験すればいちばん早い。これはかんたんなことではあるが、なかなか実行する人は少ないものだ。
 松下幸之助は、自分で体験することによって他人の気持ちを知ったのである。

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