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ナポレオンの演説術
「人間力」エピソード集

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「君ならできる。目標はこれだ。敵はまぬけだ。褒美もでかいぞ」


 卓越したリーダーはチームの士気を高め、人をやる気にさせるすぐれた演説術を身につけている。ナポレオンの演説は次の三つの要素を含んでいた。

 一、まず最初に兵士らの過去の功績を称賛する。これは部下を認め心からの信頼を示すことで、彼らの自尊心を煽る効果がある。
 二、次にこれからやる共同の目標を告げる。ここで戦う相手をはっきりさせる。
 三、そして最後に敵をののしり、魅力的な褒美を与えることを匂わせる。相手をおとしめることで「自分たちは有利である」と思わせ、かつ「頑張れば褒美が手に入るのだ」というエサを最後に持ってきてやる気を引き出すのだ。
 戦いに臨む兵士に伝えなければならないことは、これですべてなのだ。たとえばこういった調子である。

 「一、昔ハンニバルはアルプスを突破したが、われわれは今アルプスを迂回した。諸君は先に窮乏に悩んだが、今や希望は満たされた。諸君は砲なくして戦いに勝ち、橋なくして川を渡り、靴なくして遠きに行き、酒なくして志気旺盛であった。諸君でなくては、どうしてこの刻苦欠乏に堪え忍ぶことができよう。諸君の労苦には感謝の言葉がない。
 二、けれども諸君! 今までやってきたことは、これからなすべきことの雄大さに比すれば、いうに足りない小さなことである。ミラノはまだわれわれの手に落ちぬではないか! ローマの古英雄の故地は、わが使節を殺した虐殺者の蹂躙にゆだねられているではないか! 
 三、兵士よ! 諸君は飢えかつ凍えている。しかし諸君の目指すところはあのロンバルディア平原である。豊かに実っている田野、繁栄している都市、それらはすべて諸君の取るに任せる」

 ナポレオンは、まず兵士たち一人ひとりに自信を持たせ、この戦いは彼ら自身の利益になるし、そんなにむずかしい仕事ではないと納得させて、志気を高めるコミュニケーション力を持っていたのである。(参考/『統率』大橋武夫より)



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